ジントニックは高カロリーで太る?翠ジンソーダは?低糖質なジンでダイエット

ジントニックは高カロリーで太る?翠ジンソーダは?低糖質なジンでダイエット

 

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「お酒は高カロリーで太るからダイエット中には控えた方がいい」とよく言われます。
事実、ジンは高カロリーで、そのカロリーは100mlあたり約260kcal
これはご飯1膳とほぼ一緒のカロリーです。
ジンを飲むだけでご飯を食べるのと同じくらい太ってしまうとしたら大変なことになってしまいますよね。

 

そもそもアルコール自体が高カロリーのため、ジンだけでなくアルコール度数が高いウイスキー、ブランデー、ウォッカ、テキーラ、ラムといった蒸留酒も同じくらいのカロリーです。
「ダイエットはしたいけどお酒は飲みたい」という方はカロリーだけで見ると後ずさりしていまいそうですが、アルコールのカロリーはエンプティ・カロリーと呼ばれそのまま脂肪になるカロリーではありません。

 

さらに糖質制限とカロリー制限では、糖質制限のほうがダイエット効果が高いため、お酒はカロリーよりも糖質に注目するといいでしょう。(参考サイト:糖質制限とカロリー制限を徹底比較!効果があるのはどっち!?

 

こちらでは、ジントニックは太るのか、などジンのカロリーや糖質に焦点を当ててご紹介していきます。

 

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主なお酒のカロリー&糖質一覧表

主なお酒1杯あたりのカロリーと糖質を一覧表にまとめると以下のようになります。

 

ジン(1杯:30g)   :80kcal/ 糖質0.03g
ブランデー(1杯:30g): 70kcal/糖質0g
ウイスキー(1杯:30g): 70kcal/糖質0g
焼酎(1杯:30g)   : 70kcal/糖質0g
赤ワイン(1杯:80g) :58kcal/糖質1.2g
日本酒(1杯:80g)  :90kcal/糖質3.1g
ビール(1缶:354g):142kcal/糖質11g
梅酒(1杯:83g)  :129kcal/糖質17.18g

 

ジンは風味付けのためにジュニパーベリーや柑橘などのボタニカルを使用するため、ほんの少しだけ糖質がありますが、ウイスキー等の蒸留酒と同様にほぼゼロです。
糖質で比べればジンはダイエットに向いており、むしろ日本酒、ビール、梅酒は避けるべきです。

 

お酒のカロリーは太らない?

アルコールのカロリーは「エンプティ・カロリー」と呼ばれ脂肪になりにくい、というのは日本ビール株式会社の公式サイトでも紹介されています。(参考サイト:ビール腹の原因はビールではない【エンプティ・カロリーの話】

 

アルコールのカロリーは優先的に消費されて熱に変わるので、お酒を飲むと体温が上がり、鼓動も早くなります。
その身体の働きの中でほとんどのカロリーを使い切ってしまうため、脂肪として蓄積されにくいのです。
極論、アルコールを飲んでいるだけでは太りません。

 

でも油断してはいけないのが、エンプティカロリーのエンプティは「栄養素が空っぽ」という意味なのですが、カロリーは実際に存在するので優先で燃やして消費する必要があるという点です。
言い換えると、食べたおつまみのカロリー消費は後回しにされてしまいます。

 

お酒を飲むと肝臓によるアルコールの分解が優先され、つまみの脂肪の分解は後回しにされた結果、残ったカロリーは体脂肪となり太るということが往々にしてあります。
さらに酔っぱらうと満腹中枢が機能しなくなって食べ過ぎてしまったり、アルコールの分解で血糖値が下がり脳が空腹と勘違いしてしまったり、食べ過ぎを引き起こしやすくなるという副次的な要因もあります。
これがアルコールで太ってしまう理屈です。

 

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ジンは太る?

アルコールだけでは太らないとはいえ、やはりダイエットに向いているお酒とそうでないお酒があります。
そんな中ジンは冒頭でもご紹介したとおり、低糖質で太りにくいお酒に分類されます。
低糖質のお酒の特徴は、主に蒸留酒であることが挙げられます。

 

ジンの他にもウォッカ、テキーラ、ラム、ウイスキー、ブランデー、焼酎は穀物などが原料となってはいますが、蒸留されることでアルコールだけが抽出されて糖質が濾過されてなくなるため、糖質制限ダイエットにピッタリなお酒といえます。
ストレート、ロック、水割り、ソーダ割りで飲めば糖質はゼロなので、ジンを飲むだけでは太りません。

 

ジントニックは太る?

ただし、ダイエット中にジンを楽しむなら、割り物には気を付けてください。
ジン自体に糖質が0でも、ジュース、フルーツ果汁で割ると糖質が加わってしまいます。
人気がある飲み方でいえば、代表的なのはジントニックです。
ジントニックに使われるトニックウォーターには、糖質が多く含まれています。
ウォーターという響きに惑わされないようにしてください。
主な割物のカロリーと糖質を一覧表にまとめると以下のようになります。

 

トニックウォーター(100ml): 33kcal/糖質9g
コーラ(100ml): 45kcal/糖質11g
サイダー(100ml): 40kcal/糖質10.5g
リンゴジュース(100ml): 46kcal/糖質11.6g
オレンジジュース(100ml): 44kcal/糖質10.7g
ジンジャーエール(100ml): 33kcal/糖質9g

 

ご覧のとおり、トニックウォーターはコーラやジュースほどではありませんが、ジンジャーエールと同じくらい高カロリー&高糖質となっています。
ジントニックはアルコール度数が7%~14%なので、トニックウォーターの量でも変わりますが、ジントニック一杯200mlで計算すると、そのカロリーと糖質は196kcal/糖質13.6gにもなります。
ダイエット中ならジントニックではなく、炭酸水で割った糖質0のジンリッキーなどの飲み方をした方がよいでしょう。

 

ほろよいライムジントニックは太る?


 

アルコール度数3%と低い、ほろよいシリーズの「ライムジントニック」ではカロリー糖質は以下のようになります。

 

(全て200mlあたり)
熱量 88kcal
炭水化物 13g
糖類 12g

 

アルコール度数が低いので、普通のジントニックと比べるとカロリーは低いですが、糖質はほぼ同じです。
そのためほろよいシリーズはダイエットにはあまり向いていないといえるでしょう。

 

翠ジンソーダは太る?


 

サントリーから販売されている「翠ジンソーダ」の栄養素は以下のとおりです。

 

(全て200mlあたり)
熱量 82kcal
炭水化物 0.2~1.2g
糖類 0.06g

 

日本人の味覚に合わせたジンソーダですが、ソーダ割なだけあって糖質はほぼ0です。
ダイエットに向いているのは、ジントニックよりも断然翠ジンソーダの方になります。

 

ダイエットにおすすめなジンのおつまみ

ダイエット中は、ジンのおつまみにも工夫するとなおいいでしょう。
ダイエットにはタンパク質を豊富に含むものがおすすめです。
ジンはスパイスの一種「ジュニパーベリー」で柑橘系の香りがついているので、スパイス系もしくは柑橘系のおつまみと相性がいいです。
具体的には、塩やきとり、ステーキ、ビーフジャーキー、チーズ、ナッツは低糖質&高たんぱくでジンとの相性も良いですね。

 

唐揚げなどの揚げ物もジンのスパイシーさとよく合いますが、脂質が多く、糖質もある程度含むため、食べ過ぎには気を付けましょう。
つまみを食べずジンだけ飲んでいればいくら太らないとはいえ、悪酔いしてしまいますし何より健康に悪いので、しっかりとタンパク質を摂れるつまみと一緒にジンを楽しんでください。
ジンの飲み方割り方別によく合うおつまみはこちら(ジンに合うおつまみはこれ!飲み方別おすすめおつまみと料理)でもご紹介しているので、参考にしてみてください。

 

まとめ

ジンは糖質がほぼ0なので、ジンだけ飲んでいる分には太りません。
確かに高カロリーではありますが、アルコール由来のエンプティカロリーのため、アルコール消費にそのカロリーは消費されます。
ただし、ジントニックはトニックウォーターに高い糖質が含まれているので飲み過ぎると太る原因になります。
ダイエットしながらジンを楽しむなら、ロック、ストレート、炭酸割がいいでしょう。市販のもので言えば、翠ジンソーダも低糖質です。
とはいえ、つまみを食べ過ぎてしまうとどんな飲み方をしていても太ってしまうので、食べ方には注意してください。

 

 

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