ジンの美味しい割り方とは|おすすめの割り材&飲み方をご紹介
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ジンは蒸留酒の中でも、個性が強い方なので飲み比べが楽しいお酒です。
使用するボタニカル(ハーブ・スパイス、果皮など)によって、スパイシーでドライなジンから、柑橘風味の甘口なジンまでさまざまな味わいのジンがあります。
単品だけでも個性的なうえ、そこに割り材が加わるとジンの楽しみ方は無限です。
オールドトムジン、プリマスジン、ジュネヴァ、シュタインヘーガーなど様々な種類のジンがありますが、現在ジンといえば、タンカレー、ビーフィーター、ウィルキンソンジン、プリマスジンなどの「ドライジン」を指すのが一般ですので、こちらではドライジンを美味しく飲む割り方について主にご紹介していきます。
ジンの割り方ですが、ソーダ、トニックウォーターなどの炭酸系or柑橘系ジュースで割れば鉄板で、まず失敗しません。
ちょっとこだわった割り材で、ウィルキンソンのジンジャーエールでピリっと辛口に仕上げたり、フレッシュジュースを絞って本格的なバースタイルに仕上げたりするのもおすすめです。
ジンは何で割っても面白いので、好きに楽しんでOKですが、おすすめの飲み方も是非覚えておいてください。
お酒の好みを大きく分けると、「強い」のが好き、「弱い」のが好きというアルコールの強さの分け方と、「甘い」のが好き、「ドライ」が好きという味の分け方があると思いますので、この2×2で区分けしておすすめの飲み方をご紹介していきます。
ジンの飲み方&割り方まとめ
おすすめの割り方を、アルコール度数と味でまとめたのが以下の表です。
甘い | ドライ | |
---|---|---|
弱い |
ジントニック |
ジンソーダ |
強い |
オレンジブロッサム(ショートスタイル) |
冷凍ストレート、ロック |
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弱くて甘いジンの飲み方
アルコール控えめで甘口なので、女性におすすめな飲み方です。
ジントニック
レシピ:ジン1/4をトニックウォーター3/4で割り、生ライムから生レモンを絞る
このカテゴリーの飲み方で王道中の王道、ジントニックは外せません。炭酸と柑橘はジンにピッタリですが、その両方を使っているので美味しくないわけがありません。
オレンジブロッサム(ロングスタイル)
レシピ:ジン45mlをオレンジジュース適量で割り、生オレンジを飾る
別名ジン・オレンジ。オレンジジュースのフルーティさと、ジンの香りがマッチします。オレンジジュースを好きな量で作れます。
柑橘系ジュースとジンは相性がぴったりなので、グレープフルーツジュースで割っても美味しいです。
弱くてドライなジンの飲み方
ジントニックだと甘すぎるので、もう少しドライに飲みたいという方には以下のカクテルがおすすめです。
ジンソーダ
ジンを適量のソーダで割ったシンプルな飲み方。シンプルゆえにジンの個性をそのまま味わえます。
ジンリッキー
レシピ:グラスの上に生ライムを絞ってグラスの中に落とす。その後氷、ジン、ソーダを適量で満たして完成。
ジンソーダにもう少し風味を足したいなら、ライムがおすすめです。リッキーとは、スピリッツにライムの果肉とソーダを加えてつくるカクテルのスタイルのことで、ライムをつぶしながら飲めば、味変も楽しめます。
ジンフィズ
レシピ:ジン45ml、フレッシュレモンジュース20ml、砂糖2tspをシェークしタンブラーに注ぎ、ソーダ適量で満たす。
ライムよりレモンの方が好きという方はジンフィズがおすすめ。フィズというのは酒&レモンジュース&砂糖をシェークした後に炭酸で満たすスタイルのことで、炭酸の音から「フィズ」と名づけられたといわれています。
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強くて甘いジンの飲み方
甘いのが好きだけど、ガツンと強いお酒が飲みたい方におすすめな飲み方です。
オレンジブロッサム(ショートスタイル)
レシピ:ジン45ml、オレンジジュース15mlをシェークしてショートグラスに注ぐ。
先ほどご紹介したロングスタイルのオレンジブロッサムは適量のオレンジジュースで割りますが、ショートスタイルは少量のオレンジジュースで割ります。
オレンジは風味程度に抑えることで、よりジンのパンチの効いた味が楽しめます。アンゴスチェラビターズを1振り入れるとよりバーっぽい味わいになります。
ピンクレディ
レシピ:ジン45ml、グレナデンシロップ20ml、卵白1個をシェークしてショートグラスに注ぐ。
淡いピンクがとてもキレイなカクテルです。グレナデンシロップの甘さでくいくい飲めますがアルコール度数はかなり高めで、レディキラーカクテルとも呼ばれます。
またジンにグレナデンシロップを足しただけの「なんちゃってピンクレディ」も甘みが加わって強いながらも美味しく飲めます。
どちらも度数が高いながらも意外と飲みやすいので、女性にもおすすめのカクテルですね。
レディーキラー・カクテルとも呼ばれます。
強くてドライなジンの飲み方
強くてドライな飲み方が好きなら、ストレート、もしくはロックがおすすめです。ジンそのものの味をダイレクトに楽しめます。
冷凍庫でキンキンに冷やすと、トロっとした舌触りになって面白いです。
マティーニ
レシピ:ジン4/5、ドライベルモット1/5をステアしてショートグラスに注ぎ、オリーブを飾る。
「カクテルの帝王」と呼ばれるカクテルで、映画「7年目の浮気」ではマリリン・モンローが、「007」ではジェームス・ボンドが好んで飲んだカクテルです(ジェームスボンドはウォッカで作るウォッカ・マティーニですが。)
好みの量のジンを適量のドライベルモット(香草のワイン)で割るだけでもちゃんと美味しいので、おすすめです。
ピンク・ジン
レシピ:アンゴスチュラビターズをグラスに3dush入れてグラス全体に馴染ませ、ジンを注ぐ
ジン&ビターズとも呼ばれる昔からあるカクテルです。ジン本来の味を邪魔しないながらも、チェリーの香りがほんのりと鼻に抜ける気持ちいカクテルです。
ジンの種類によっても美味しい飲み方は違う
ざっくりとジンの美味しいおすすめな飲み方をご紹介してきました。
基本はこのように飲んでもらえれば、間違いありませんが、厳密に言うとジンによっておすすめの飲み方は変わります。
人気ジン別のおすすめの飲み方もいくつかご紹介しています。
ボンベイサファイアのおすすめの飲み方
ビーフィータージンのおすすめの飲み方
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