ジンが苦手な人も飲みやすい割り方|ジンライムや緑茶割りもおすすめ
アルコール度数が高いジン
世界を見てみるとストレートでも飲みやすいと言われているのがジンですが、もちろんこれは「お酒が好きな人にとっては」というのが前提です。
海外に比べて日本人はアルコールに弱い人が多いため、ストレートでも飲みやすいと言われているジンも度数が高いことから苦手と感じていたり、飲みにくさを感じている人も少なくありません。
ジンと一口に言ってもアルコールの度数は種類によって異なっています。
平均40%ほどが度数とされていますが、フレーバードジンなど低いものだと30%台のものもあるので、初めてジンを飲まれる方は度数の低いものから飲んでみるといいでしょう。
アルコールの度数が高いと味が変わるかと言えばそんなことはありませんが、種類によって風味が異なったり辛みがあったりするので、自分がおいしいと思えるジンを見つけることが大切です。
例えばドライジンは苦手でも、よりマイルドなシュタインヘーガーは飲めるといったこともよくある話です。
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ジンが苦手な人におすすめの飲み方
ジンが苦手な人にとっては独特な味やにおいがするといいますが、飲み方によってはおいしくいただくことは十分に可能です。
ジンを使った飲み物で代表的なのがジントニック、ジンフィズ、ジンライム。
ジントニックはその名の通り、ジンをトニックウォーターで割った飲み物で、シンプルながらもジンが苦手な方でも飲みやすいお酒です。
また、ドライ・ジンも柑橘系の風味がついているのでおいしく飲むことができ、ライムやレモンなどと相性がいいので、ジンが苦手という方でも比較的飲みやすいとされています。
雑味がないので、カクテルにしてもおいしく飲めるのがジンの特徴。
癖もないので比較的初心者の方にも飲みやすいでしょう。
ただ、ジンは辛口なドライタイプが多いので、辛みを感じるような時は甘い飲み物と割ると飲みやすくなります。
カクテルにすると飲みやすいので初心者の方にもおすすめですが、バーなどで飲む場合は割合が決まっているので、一言ジンを少なめにしてもらうなどして飲みやすくしてもらいましょう。
自宅でジンのカクテルを作る場合は、いろいろな飲み物と割ってみて飲んでみるのもいいですね。
分量なども自分で変えることができますので、自分の飲みやすいジンの量が見つけらればOKです。
またジンを緑茶や烏龍茶で割る、「緑茶割り」「ウーロン割り」も飲みやすくなります。
割る分量はもちろんお好みですが、ジン1に対してお茶5がおすすめです。
最近は少量生産で個性的なクラフトジンが世界中で生産されていて、この中から美味しいジンを探すのが世界的に大ブームになっています。
実はクラフトジンメーカーは日本にもあって、ボタニカルにお茶を使った和風なジンもあります。
和風なジンを、急須で入れたお茶で割る・・・なんていうのもこだわりがあって楽しい飲み方です。
ジントニックの作り方
定番中の定番であるジントニックの作り方は、とても簡単です。
ドライ・ジンとトニックウォーター、ライムを用意します。
氷を入れたグラスに適量のジンを注ぎ、トニックウォーターも適量入れてライムを絞ります。
絞ったライムは皮ごとグラスの中に入れて飲みますので、ライムの表皮はしっかりと洗っておきましょう。
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ジンバックの作り方
ジンバックというのは、ジンにレモンジュースとジンジャーエールを入れる飲み方で、居酒屋やバーなどで見かけることが多いカクテルの一つです。
本来レモンジュースを加えるのですが、加えないお店もちらほらありますが、それは本来のジンバックではありません。
ジンバックはドライジンを45ミリリットル、レモンジュースを20ミリリットル、ジンジャーエールを適量用意します。
氷を入れたグラスにジンとレモンジュースを注ぎます。
そこにジンジャーエールを注ぎ、軽くかき混ぜればできあがりです。
トムコリンズの作り方
甘めで飲みやすい、ジンを使ったカクテルです。
ドライジンを45ミリリットル、レモンジュースを15~20ミリリットル、砂糖を適量、ソーダ水適量、レモンのスライスを用意します。
ソーダ水以外の材料をシェイカーに入れ、シェイクしてから氷を入れたグラスに注いで、ソーダ水を入れます。
レモンのスライスを入れれば完成です。
シェイカーが必要にはなりますが、シェイカーがあればトムコリンズ以外にも様々な飲み物を自宅でつくることができます。
ジンによって美味しい飲み方が違う
ジンと一口にいっても、種類によっておいしく飲むことができる飲み方が違ってきます。
オランダで誕生したのが始まりと言われていますが、今では世界各国で作られているお酒の一つでもあります。
オランダに次いで、イギリスやドイツなどでもジンはたくさん作られています。
イギリスだけでも3つの種類のジンがあり、ドライジンをはじめとしてオールド・トム・ジン、プリマス・ジンが有名です。
オランダではジェネヴァというジンが有名で、イギリスのドライジンに比べると素材の味が残った重みのあるジンと言われています。
ドイツで有名なのがシュタインヘーガーというジンです。
オランダで作られているジェネヴァというジンと似ているところもありますが、生のジュニパーベリーを使うなど製造方法が異なります。
このように一口にジンといっても、ジャンルの違うジンが複数あるため、それぞれ一度は飲んでみることをおすすめします。
とはいえ酒屋で手に入りやすいジンと言えば、まずはドライ・ジンなので、まずはそこからスタートしてみましょう。
ドライ・ジンがきついようなら、よりマイルドなシュタインヘーガーを試してみたり、自分好みの味を探してみてください。
各国で製造されているジンは味もそれぞれ違ってくるので、一度自分の好みにあうジンを見つけると、いままで飲めなかったジンが美味しく感じるようになったりするのが面白いですね。
前述のとおり、日本人に馴染みの多い烏龍茶や緑茶などで割っても飲みやすくなります。
これと割らなくてはいけないと決まっているわけではありませんから、好きな飲み物で割ってジンを楽しみましょう。
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