ジンの銘柄を徹底比較!味と香りの違いでジンを選ぼう

ジンの銘柄を徹底比較!味と香りの違いでジンを選ぼう

ジンは、銘柄の種類が多く、もちろんそれぞれ味や香りが異なります。
それぞれの銘柄を簡単にご比較していきましょう。

 

ボンベイサファイア

美しいサファイアブルーの瓶がなんといっても印象的なジン、ボンベイサファイアは、世界最大のラム酒ブランド、バカルディ社の子会社が製造しています。
他のジンとの大きな違いのひとつに、原料が挙げられます。
一つは香料。
ジンの主たる香料のジュニパーベリー以外に、アーモンド、レモンピール、コリアンダーやカンゾウなど、なんと9種類もの香料と植物を配合します。

 

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そしてもう一つの特徴が蒸留方法です。
通常のジンは、アルコールと香料が混ぜ合わされて蒸留されるのに対して、ボンベイサファイアの場合は、まず三回の蒸留で穀物アルコールを作り、その蒸気に香料を通すというたいへん特殊な方法で製造するのです。
このような特殊な製法をとるために、ボンベイサファイアは薫り高いジンに仕上がるのです。
ちなみにこの蒸気に香料を通す特殊な方法ヴェーパーインフュージョン製法と言います。
ボンベイ・サファイアはどちらかと言えばストレートでちびちびと楽しむのがおススメ。
香りはとても良いですが、一口口に含むと濃厚な甘さの中に香りが自然と溶けていきます。

 

ビーフィーター

近衛兵(ビーフィーター)が描かれたラベルは誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。
バーのカクテルにも、ビーフィーターが使われていることが多いです。
そのまま飲んでもとても飲みやすいジンです。まろやかでクセがありません。
レモンピール、オレンジピールがボタニカルに使用されているので、柑橘類の爽やかな香りを感じることができます。
少し甘みも感じられますが、後味はとてもサッパリしています。
クセがないので、カクテルにも合わせやすいんでしょうね。

 

ゴードン

荒っぽいボトルの見た目どおり、かなり力強い辛口のジンです。
ジュニパーベリーの香りを強く感じつつも、雑味がなく後味はすっきりとしています。
かなりドライなので、しっかり味が付いたつまみとよく合います。
ジュニパーベリーの香りが強めなため、好き嫌いが分かれやすい銘柄。

 

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タンカレー・ロンドンドライジン

6人だけが知っている秘伝のレシピで180年以上作られ続けているジン、別名「ジンのロールスロイス」です。
カクテルシェーカーを模したグリーンガラスに赤いロウがついたボトルは、とてもスタイリッシュです。
洗練されているのは外見だけでなく、世界中から集めたボタニカルをふんだんに使用したその風味は、ドライながらも奥深い。
飲むたびに味が変わるとも言われていて、飲み方の違いで全く違った表情を見せてくれます。
飲めば飲むほど新しい面が見つかり、全然飽きがきません。

 

タンカレー・ナンバーテン

ナンバー・テンはロンドンドライジンと同じタンカレーながら、味は別物です。
フレッシュフルーツや複数のボタニカルを追加し、「ナンバーテン」の語源である小さい蒸留器で丁寧に作られたジンで、香りと甘さのバランスが完成されています。
一口飲めば、口の中いっぱいに広がる香りにうっとりしてしまいます。

 

ボンベイ・ドライ・ジン

ボンベイサファイヤの元祖。
ドライでキリっとした味わい。

 

ブードルス

タンカレーと同じような深みのある重厚な味が特徴。

 

いかがでしょうか。
今回ご紹介したのはジンの中でもごく一部の銘柄。
他にも、なかなかお目にかかれないボルス、安い価格でジンを楽しめるウィルキンソンやギルビー・ジン、ドイツの銘柄シュリヒテ・シュタインヘーガーなど、様々なジンがあります。

 

ブランドごとに、カクテル向き、ストレート向き、個性が強め、弱め、など異なりますので、ジンをオーダーしたり比較する際に特徴を知っておくとよさそうですね。

 

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