ビーフィータージンおすすめの飲み方と割り方
柑橘系の香りが爽やかな超定番
ビーフィータージンは安くて旨いと人気のジンで、バーに行けばどこにでも置いてあるくらいポピュラーです。
数あるジンの中でも超定番銘柄として知られるビーフィータージンは、芳醇で力強い風味が多くのファンから愛されています。
香りづけにはジュニパーベリーをはじめオレンジやレモンの皮、コリアンダーなど全部で9種類のボタニカルを使用しており、これらを蒸留前に丸1日浸漬させることで多彩な香りを生み出しています。
香りを浸透させる側であるグレーンスピリッツも高純度・高品質なものを使用しており、これによって切れ味鋭い洗練された風味と豊かな香り、味わいが実現しています。
スポンサードリンク
ビーフィータージンはボトルも特徴的です。
赤いおじさまが凛々しくプリントされたボトルは一度見たら忘れないインパクトを持っています。
こちらはただのおじさまではなく、ロンドン塔を守る近衛兵のことで、立派な身分だったので国王主催のパーティのお肉の残り物を持ちかえることを許されたとか。
そこから名前がビーフ・イーター(ビーフィーター)となったようです。
ちなみにビーフィーターは、「ロンドン ドライジン」としてロンドンで蒸溜を続けている唯一のジンで、1820年の創業以来変わらぬ秘伝のレシピを守り続けています。
ビーフィータージンはほぼ全ての製品のアルコール度数が40%以上と高めですが、柑橘系の爽やかな香りがアルコールの香りを抑えてくれ、その度数に反して飲みやすいのが大きな特徴です。
中にはアルコール度数50%の製品もあるので、強く薫り高いジンが良いという人はビーフィータージンの中のクラウンジュエルなどをチェックしてみると良いでしょう。
カクテルのベースとして非常に優秀ながらストレートでも美味しい
ビーフィータージンはカクテルに使われることが多いジンで、ギムレット、ギブソン、シンガポールスリングなどで有名です。
他のジンと比べても癖が少なく、ブレンドしても風味が主張しすぎないことから、カクテルのベースとして無難に利用できるジンとして評価されています。
癖の少なさはジンをよりストレートでも飲みやすくしてくれ、冷凍庫で冷やせばとろみが出て香りがやや抑えられます。
初心者にも口にしやすいといった魅力があり、またジンそのものの味が好きという場合はこのビーフィータージンを選ぶのがおすすめです。
キンキンに冷やして飲むストレートは口当たりも香りも最高なので、ロックとどちらかで飲み方に迷った場合はぜひストレートで楽しんでみてください。
ライムやレモンで切れ味を活かして楽しむ
香りづけにオレンジやレモンの皮を使っていることから、ビーフィータージンは爽やかな柑橘系で飲みやすいのが魅力です。
そのため元々の飲みやすさを活かしてさらにレモンやライムをアクセントにプラスし、そのままの切れ味ある味わいを活かした飲むのがおすすめの飲み方です。
ジンとトニックウォーターを1:3で混ぜてライムやレモンを飾るトニックウォーター、好きな割合でジンとソーダ水を混ぜそこにライム半個を絞るジンリッキー、ジンとレモンジュースを2:1に炭酸水と砂糖を適量加えるジン・フィズなどは、自宅でも簡単に作れる割り方ですから、ぜひ試してみてください。
さっぱりとした爽やかなカクテルを簡単・手軽に味わえます。
スポンサードリンク
見事に調和してくれるので甘いカクテルもお手のもの
爽やかな柑橘の香りで癖が少なく風味が主張しすぎないことから、ビーフィータージンは甘いカクテルを楽しむ際のベースとしてもおすすめです。
ジンにオレンジジュースを適量加えるオレンジブロッサムなどは自分好みの濃さに調整して楽しめますし、トロピカルジュースとも相性抜群ですから、フルーティーなお酒が好きな人はオリジナルカクテル作りに大変重宝します。
基本的に果物であれば何でも相性が良いので、甘いカクテルを作る際に失敗することは無いでしょう。
しかしその飲みやすさからついつい飲み過ぎてしまう心配が出てくるため、ジンの割合は少し控えめにしてください。
カクテルをより美味しく作るポイント
カクテルを作る際は、ビーフィータージンをキンキンに冷やしておいた方が美味しく作れます。
他のジンがそうであるようにビーフィータージンも40度というアルコール度数を誇りますから、これを冷凍庫に入れておいても凍ることはありませんし、香りもかなり強いため、少し冷えたところで風味が損なわれることもありません。
カクテルは冷えた状態だと混ざりにくいものの、撹拌すれば全く問題無いので、シェイカーを使用せずともマドラーを使えばOKです。
冷やしておくだけでおうちカクテルがバーに近いレベルまで本格的になりますから、ぜひ試してみてください。
アイスティーのように楽しむこともできる
ビーフィータージンの中には香りづけに煎茶や中国茶、グレープフルーツなどを使った製品もあります。
ビーフィーター24という製品で、ジュニパーベリーの他にこれらを含む全12種類のボタニカルを使って24時間浸漬して、蒸留し作られています。
アルコール度数は普通のビーフィータージンより少し高めの45度なのですが、口当たりの良い新鮮な印象のジンに仕上がっています。
ジンのとがった感じが苦手という人はこちらを選ぶとよりまろやかに楽しめますし、カクテルなども一味違った味わいを体験できるでしょう。
香りづけに利用されていることからお茶との相性も良く、ウーロン茶や紅茶で割ってみると他には無い味を作り上げられます。
ジンでありながら喉をスッと通る飲みやすいカクテルになるので、ぜひ試してみてください。
ジンとは思えない、アイスティーのようなカクテルを作ることもできてしまいます。
スポンサードリンク