ジンの香りは何からきてるの?香りが良いおすすめのジンもご紹介

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ジンの香りは何からきてるの?香りが良いおすすめのジンもご紹介

そもそもジンとは?

ジンというお酒は、オランダで薬用酒として親しまれていました。
ただ、薬用酒としてはあまりにも美味しすぎたため、一般的に飲まれるようになったのがジンの始まりとされています。
度数の平均は40度ほどで、多くの香草を使って作られているので、香りに特徴があるのがジンの魅力の一つです。
ただ、その香りが好きだと言う人もいればちょっと苦手という方もいて、好みがきっぱりと分かれるのが面白いところではないでしょうか。

 

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なぜあんなにいい香りがするのか

ジンは独特な香りが何よりの特徴であり魅力です。
しかしあまりにも有名なカクテルでありながら、実はジンは何からできているのか意外と知られていないのも事実です。
ジンの主原料はトウモロコシや大麦、ライムギ、じゃがいもなどを使って作られています。
ただ、あの香りはこれらの原材料から生まれるわけではありません。
なぜあんなにいい香りがするのかというと、香りの正体は「社松(ねず)の実」です。
正確には「セイヨウネズ」と呼ばれ、ヒノキ科に分類される針葉樹のひとつ。
盆栽や庭木に使われるなど、日本でも美しい針葉樹として親しまれています。

 

日本ではねずの実と言いますが、英名では「ジュニパーベリー」と呼ばれていて、長い歴史の中でジンと呼ばれるようになりました。
普段何気なく目にしていたり、通りすがりの木かもしれない針葉樹が、もしかするとジンの香りの正体だったなんてこともあるかもしれませんね。

 

このジュニパーベリーはヨーロッパでは古代ローマ時代から胡椒代わりに愛用されてきました。
嗅いでみるとジンっぽさがすぐ分かるくらいのスパイシーさで、確かにこれがそこら中に転がってたら料理等に使いたくなると思います。
実はツタンカーメンの墓からもジュニパーベリーが発見されています。
この古くから愛用されてきたジュニパーベリーを使って、11世紀頃のイタリアの修道士が作った蒸留酒がジンの原型といわれています。

 

ジンはこのジュニパーベリーだけでなく、複数のボタニカル(草木根皮)を組み合わせて香り付けされます。
このボタニカルの組み合わせが、ジンの銘柄の個性になります。
ボタニカルには、シナモン、レモンピール、オレンジピール、コリアンダーなどなど様々な物が使われます。
こういったオリジナルのボタニカルを5~10種類ほど組み合わせて、あのジンの独特な香りが出来上がるわけです。

 

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芳醇な香りが特徴のおすすめのジン

ヘンドリックス

11種類もの厳選された香草に加えて、バラのエッセンスオイルやキュウリのエキスなどを加えるという、独特な風味と香りが特徴のジン。
かといって香りにバラツキが出るというわけではなく、バラのエッセンスオイルが入っていてとても華やかな香りがするので、女性にも受け入れられやすいジンの一つとなっています。
香りを楽しみながらレモンピールのちょっとした苦みがアクセントとなっていて、癖になってしまうジンともいわれています。
口当たりがよく飲み心地も最高峰とされていて、品質も高いので日本人の愛好者も非常にたくさんいます。
44度と比較的アルコールの度数は高いものの、香りが芳醇なのでアルコールの高さを気にさせません。

 

ゴードン

ジンの香りの特徴であるジュニパーベリーを豊富に使っているジンの一つです。
レシピは秘伝となっていて、バランスよく香草が使われています。
香りもさることながら、さっぱりとした味わいなので飲んだ後に口に残りません。
アルコールの度数は平均的な40度と、高めの47%があります。アルコール度数が違うので自分の好みに合わせて選んでみてください。
40度以上のジンとなりますので、アルコールの度数が低いものを探している方にはおすすめできません。
が、香りは抜群なので飲み慣れたらぜひ飲んでいただきたいものの一つです。

 

ボルス

1820年に作られたレシピを忠実に守り、作られているジンがボルスです。
ジンジャーやアンジェリカをはじめとして、マスターディスティラーを材料として使っているので、ウイスキーのような芳醇な香りがするのが特徴です。
複雑な味わいを持ったジンでもあるので、初めての方には飲みにくさを感じる部分はあるかもしれませんが、ジンの香りが好きだという方にはとてもおすすめの一つとなっています。

 

ロンドンヒル

12種類以上ものハーブやスパイスを作って作られていて、その作り方は秘伝とされているドライジンです。
すっきりとさわやかな味わい、風味は複雑ながらも丸みがあって少し甘みを感じるほどです。のど越しがとてもいいのでストレートやオンザロックで楽しむことができるジンでもあります。
独特な風味と香りからコンペティションで金賞を3度も受賞するなど、世界的に有名なジンの一つでもありながら、バランスに優れているのでカクテルにしてもおいしくいただくことができます。

 

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ウィルキンソン

日本でも愛用されているウィルキンソン。
十種類のハーブを使って作られていて、ジンの香りの特徴でもあるウッド系の香りを抑えた飲みやすいジンとして有名です。
優しい味わいなので初めてジンを飲まれる方にも飲みやすい、おすすめのジンとなっています。
アルコールの度数は47%と高めとなっていますが、価格がとても手に取りやすいため、自宅でも気軽に楽しむことができます。飲みやすく手に取りやすいということで、日本人にも親しまれています。

 

ギルビー

ギルビーの最大の特徴は香りです。12種類もの香草を使い、ジュニパーベリーももちろん使って作られていて、柑橘系の香りが女性にも好まれています。
40度が平均的なアルコール度数とされていますが、ギルビーは少し高めの47度です。
ストレートやオンザロックで飲むのが苦手という方は、ソーダ水で割って香りを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

 

ブラックデス

正統派のジンと言われている伝統のあるお酒です。
15種類の香草を使用しているので、芳醇な味わいが特徴でもあります。
クセがなく、ほどよい甘みを感じるので、ストレートやオンザロックでも楽しんでいただけます。
口当たりがとてもすっきりとしているので、飲みやすいのも魅力です。

 

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